京都市博物館ふれあいボランティア養成講座について
京都市内博物館施設連絡協議会(略称:京博連)では,京都市教育委員会との共催で,京博連加盟の博物館や美術館において,来館者の応対や展示物の解説・監視といった博物館の業務をサポートしながら,博物館施設を自らの学びの場として活動する「京都市博物館ふれあいボランティア」を養成する講座を開催しています。
ボランティアの方々には,市内の博物館施設を,利用者にとって,より利用しやすく親しみやすい場所にする,美術館と来館者との架け橋役としての役割が期待されています。
受講生募集について≪※平成23年度の場合(参考)≫
応募条件
(1)美術館,博物館などの施設での活動に興味があり,講座修了後は積極的にボランティアとして活動できる方
(2) 京都市内に在住,または通勤・通学されている満18歳以上の方
以上,2つの条件を満たされる方。
募集人数
約50名
※応募者多数の場合は,ご提出いただいた申込用紙を元に厳正に選考いたします。
その際,(1)土・日曜日,祝日に活動ができる方,(2)講座修了後,継続的に活動できる方 には優先して受講していただきます。
受講料
500円
申込方法
申込用紙に必要事項をもれなくご記入のうえ,京都市教育委員会生涯学習部へ,ファックス[(075)213-4650), または 郵送,電子メールでお送りください。
≪平成23年度 受講生募集は終了しました≫
応募締切
平成23年9月30日(金曜日) ※当日消印有効
申込先
〒604-8064 京都市中京区富小路通六角下る (元生祥小学校内)
京都市教育委員会 生涯学習部 生涯学習推進担当 まで
■電話 (075)251-0420 ■ファックス (075)213-4650 ■電子メール kyohakuren@edu.city.kyoto.jp
養成講座カリキュラム(※平成23年度)
日程・時間 | 会場 | 主な内容・講師 | |
---|---|---|---|
第1講 |
10/21(金曜日) |
京都市子育て支援総合 センターこどもみらい館 |
・開講式 ・講義「博物館とは」 (花園大学教授 明珍 健二 氏) ・アイスブレーキング (レクリエーションコーディネーター 川瀬 恵子 氏) |
第2講 |
11/21(月曜日) 13:30~16:30 |
京都市子育て支援総合 センターこどもみらい館 |
・講義「ボランティア活動で私らしさを発揮するために」 (京都光華女子大学准教授 石井 祐理子 氏) ・現役ボランティアとの 意見交換会(1) ・グループ発表準備 |
第3講 |
12/14(水曜日) 13:30~16:30 |
月桂冠大倉記念館 |
・講義「ボランティアのための 接人®力の磨き方) (マリエスプランニング代表 鈴木 麻理 氏) ・現役ボランティア案内による 会場館見学 ・グループ発表準備 |
第4講 |
1/18(水曜日) 13:30~16:30 |
京都市子育て支援総合 センターこどもみらい館 |
・講義「博物館におけるボランティアの役割とは」 (花園大学教授 明珍 健二 氏) ・グループ発表準備 ・グループ発表,講評 |
第5講 |
2/3(金曜日) 13:30~16:30 |
泉屋博古館 |
・修了式 ・現役ボランティア案内による会場館見学 ・現役ボランティアとの 意見交換会(2) |
受講にあたっての注意事項
1 全講座受講できる方を募集します。やむを得ない事情で受講できなかった場合は,映像による補講を受けレポートを提出していただきます。なお,補講は2回までとし,3回以上欠席された方は修了が認められませんのでご注意ください。
2 第1講開始時に,主催者側でグループ分けを行います。また,そのグループごとに,第4講においてグループ発表を行っていただきます。
3 会場・時間が日によって異なりますので,お間違えのないようご注意ください。
終了後の活動について
◆講座を修了したあとは?
講座修了後,市内博物館施設でボランティアをしていただく際には,当講座の修了者で組織するボランティア団体「虹の会」にご加入のうえ,虹の会会員として活動いただくことになります。(※会費として年1,800円が必要です。うち300円はボランティア保険料です)
◆「虹の会」って?
「京都市博物館ふれあいボランティア養成講座」を受講し,修了された方々で組織している団体です。京都市内博物館施設連絡協議会に加盟する美術館・博物館等の施設でボランティア活動を行うにあたって,施設とボランティア個人の間の窓口となって活動しています。 平成11年度の初年度講座受講生によって発足し,現在206名の会員が所属。研修会なども自主的に行っています。
◆京都市内のすべての博物館・美術館で活動できるのですか?
すべての博物館や美術館で活動できるわけではありません。活動場所は,ボランティアを導入している施設に限られます。(※平成23年度の内訳は,こちら) また,活動内容は施設によって異なります。(活動例:受付業務,施設内の誘導・案内,展覧会での監視,施設内の巡視,体験教室での指導や補助,展示品の簡単な解説など)